~Part2~ 二日目は分科会が行われ,それぞれが選んだ分科会に参加しました。

私イルカは、「核兵器全面禁止にむけて―全国の運動の交流」という分科会2に参加しました。海外代表10名を含む120人が参加しました。
海外代表はイギリス2人、ネパール2人、ノルウェー、グアム、ベトナム4人で、自国で活動されている平和の取り組みを英語や母国語で詳しく紹介されました。

イギリスの国際平和ビューロー(IPB)共同会長であるインゲボルグさんは、
「IPBは1910年ノーベル平和賞を受賞した世界で一番古い平和団体であり、平和に関する全般的な活動をしているが、現在は特に、「開発のための軍縮」をめざし、軍事費の調査をしている。ストックホルム研究所によれば、世界全体で年間1兆6千ドルが武器の最新化などの軍事費に使われ、そのうち1千億ドルは核兵器に使われている。この膨大なお金の1割で、世界中の貧困やエイズ、医療、住宅問題が解消できる。暮らしのために使われるようにロビー活動を通して直接政治家にアピールしている。また、平和教育にも力を入れ、学校の先生向けの平和教育の教材を作り、行っている」と紹介されました。
ネパール代表は「8月6日、9日を人類史上暗黒の日と位置付けている、悪魔の所業、完全に狂気の沙汰である。現在、核は中国には240発、インドには80~90発、パキスタンには70~90発あり、核の悲劇が起これば当然ネパールも被害を受ける。すぐに廃絶すべき」と核への強い反対を表明されました。

他の海外代表からは、核保有国や戦争を続けているアメリカなどの製品を買わない運動を広げて効果的打撃を与えるというアイデアが出されたりしました。
日本の参加者からも、活発にたくさん意見が出されました。会場には30代までの若い人たちが4割近く参加していました。NPT再検討会議に行ったことを契機に、ブログを通して発信し、平和の活動や東日本大震災ボランティアに参加する仲間が増えていると話す大学生の新鮮な活動報告もありました。
東日本の震災と原発による二重の被災をし、地域に残り頑張っていく決意をされた方の話、戦後中国から引き揚げ、苦難の人生を乗り越えて基地問題に関わっている方の話、また子供から大人、市長など1万人規模の多彩なブラジル平和パレードを日本の平和行進に生かそうという提起もされました。さらに横須賀基地の問題、福井原発反対運動、原爆症認定訴訟の裁判闘争、核廃絶の署名活動の取り組みなど、発言は多岐にわたっていました。
各地での取り組みを聞きながら、困難な中で頑張っている人々のあきらめないパワーに元気をもらい、海外代表の「どんな小さな活動でも、決して過小評価しないでください。日本の人びとの活動が世界の平和運動を元気づけ引っ張ってきました」との言葉に肩を押してもらって、私も発言してきました。
***感想***
昨年、潘基文国連事務総長が「核兵器のない世界の平和と安全を達成するために、特段の努力を行うことを約束」し、核兵器禁止条約の交渉が進められています。今回の原水禁大会では、国連上級の代表部も参加し、核兵器廃絶が目的だけに終わることなく、着実に、国際的に実現可能な課題となってきたことを実感できた大会でした。
アメリカ・ソビエトの冷戦時代に世界には7万発の核兵器があり、今まだ2万発が存在します。しかし、世界の人々は核兵器も原発もない世界を希求し行動しています。
日本では震災後、毎日福島原発の放射線汚染の問題が取り上げられ、人体や環境に及ぼす放射線の恐ろしさを身近に感じます。
知らされていないこと、そして知らなくてはいけないことなど、たくさんの課題に気づかされました。一人一人の力は小さくても無力ではない、そう心に刻んで、核兵器NO、原発ゼロ、軍事基地NOの声を今後も広げていきたいと思いました。(イルカ)
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今年は東日本大震災による福島原発問題の影響もあり、原発をテーマにした分科会が多く、
その中で私nmは「放射能の汚染:被害地住民はどうたたかったか」という分科会に参加
しました。
30年で190回以上の核実験が行われたフランスのムルロワ地方の方や、
ロシアのプルトニウム製造工場付近で生活していた方など7人のパネリストを
招いたパネル討論でした。
マーシャル諸島で行われた67回に及ぶ水爆実験中、地域住民たちは政府から
人体実験のために島から出ることを禁じられました。
フランスのムルロワでは放射能被害の補償を45年経った今でも受けることが
できない人々がいます。
ロシアのチェルノブイリでは賠償金が年間わずか8~10ドルしか受け取ること
ができない人がおり、薬も買うことができません。さらにその賠償金はロシアの
国家予算から、つまり税金から支出されています。
国は核兵器によって罪もない人々の命を奪い、白血病やがん、遺伝子疾患など
生涯ずっと続く被害を与えた上、十分な補償をしないことに非常に怒りを感じます。
さらにこれらの話に共通するのが、政府は重要な情報を隠したり、公表しないという
ことです。
現在問題になっている福島原発に対しても、申入れやデモンストレーションなど
様々な活動を起こして国に正確な情報を求め続けること、また、今何が起こっている
のかを記録していくことが必要であるとのことです。
被害の補償も大事ですが、正確な情報を求めて政府とたたかい、政府と同じ席に
着いて話し合うことがとても重要であるということを訴えていました。
Part3につづく☆